投稿日:2018年01月22日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:だいごお酒のイロハ イベント 奥久慈しゃも
投稿日:2018年01月22日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:だいごお酒のイロハ イベント 奥久慈しゃも
皆さま、こんにちは!
外は身を切るように寒く、
コタツに入って丸まっているこのごろです。
さて、今日はイベントのご紹介です。
第2回 だいごお酒のイロハ
開催場所:大子町中心商店街
(常陸大子駅前/茨城県久慈郡大子町)
開催日 :2月10日(土)16時~
以前このブログでもご紹介した
「奥久慈しゃも」をいただきながら日本酒を楽しむという
酒好きにはたまらないイベントです。
13軒のお店それぞれのオリジナルしゃもメニューと
その料理一品一品に各店がチョイスした日本酒が楽しめます。
さらにスタンプラリーとして3軒回ると
素敵なプレゼントもあります。
詳しくは文末のパンフレットをご覧ください。
大子町(だいごまち)は日本三名瀑のひとつ、
袋田の滝で有名です。
近くには温泉もあるので
ぜひ観光を兼ねてお越しください。
私もコタツを抜け出して、夜の街に繰り出そうと思います。
詳しくはこちらをご覧ください。
だいごお酒のイロハ パンフレット.pdf
投稿日:2018年01月04日
カテゴリ:その他
キーワード:2018年 平成30年 新年
投稿日:2017年12月20日
カテゴリ:原料
キーワード:エコ DDGS 配合飼料 菜種粕 飼料 原料 大豆粕
寒さが一段と増してきた今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?
年末年始は忘年会やお正月など、外食や家族が
集まる機会が多くなり、お肉や卵、お刺身などの
消費が増える時期となります。
それに伴って配合飼料の出荷も増えてくる
時期となりますが、実は配合飼料って、
かなりエコな食べ物なんですよ。
何がエコかって?
それは配合飼料に使われている原料を見れば分かります。
大豆や菜種から大豆油や菜種油を絞った残り粕である
「大豆粕」
「菜種粕」
とうもろこしから
バイオエタノールを蒸留した後の残り粕である
「DDGS」
小麦から小麦粉を製造する際に発生する
「ふすま」
とうもろこしからコーンスターチを製造する際に発生する
「コーングルテンミール」や「コーングルテンフィード」などなど...
主に主産物を製造する際に発生する副産物が
配合飼料の原料として利用される事が多く、
捨ててしまう所を有効に活用していると言えますね!
捨ててしまう所が使われているといっても心配しないで下さい。
副産物といっても安全性には全く問題ない上、
配合飼料は家畜や養殖魚にとって、
最適な栄養設計を計算されて作られていますので、
安心して与える事が出来ます。
さて、今年もあと少しで終わりですね...
無事に年を越せるように、
美味しいお肉やお魚を食べて健康に乗り切りましょう!
投稿日:2017年12月11日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:ストーク ハーブぶり ハーブ豚 宅配食
師走になり、今年も残すところあとわずかになりました。
毎日慌しくて料理にかけられる時間が少ない
という方も多いのではないでしょうか(私もその1人です)。
高齢化社会、単身世帯の増加により、
調理の手間を軽減したい
健康的な食事を摂りたい
というニーズはますます増えています。
そこで注目されているのが宅配食です。
文字通り調理済みの食事を宅配してくれるサービスで
2000年の介護保険導入を機に急速に普及しました。
今回は長年、当社のブランド、ハーブ豚、ハーブぶりを
使用してくださっている
『ストークお食事宅配便』
をご紹介します。
『ストークお食事宅配便』は1987年に始まった、
日本初の調理済食事の宅配サービスです。
最も人気があるのはスタンダードコースで
夕食と翌朝食の2食セットです。1セットあたり
・30~40品目の食材を使用
・1,100キロカロリー前後
・塩分6g未満
で作られています。
専属の管理栄養士さんによると、
セット内の料理で食材が重複しないように、また
飽きないように味付けに変化をつけたりするなど
工夫を凝らしているそうです。
↑夕食と翌朝食のスタンダードコース
恥ずかしながら我が家の食卓は
食材にして毎食10数品目程度、
味付けも嗜好性重視ですので
プロの方々の知識と技量は素晴らしいです。
「ストークお食事宅配便」の利用者は
健康意識の高い方が多く、
とりわけお医者様が多いそうです。
健康で充実した生活を送るには食の存在が大きい
ということをよく知っていらっしゃるんですね。
食の絆を未来へ
という当社のキャッチフレーズにもあるように
食事は毎日を豊かにしてくれます。
美味しく、手間をかけず、健康的な食事を召し上がりたいという方は
宅配食という選択肢もご検討ください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ストークお食事宅配便
ストークとは英語でコウノトリ。
幸せと健康を運ぶコウノトリでありたい
という願いが込められた名前です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
投稿日:2017年12月07日
カテゴリ:ISO
キーワード:トレーサビリティ ISO22000 品質保証 国際規格
皆さま、こんにちは。
時間が経つのは早いもので、
もうすぐ一年が終わろうとしています。
良い一年を過ごされたでしょうか?
この回は飼料の安全を守る
品質保証についてご紹介したいと思います。
品質保証とはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
作られたばかりの製品を検査し、
規格に適合しなかったら外す、サンプリングした製品を
化学分析にかける、などを想像しておられるかもしれません。
しかし、よりよい品質を保証するための管理は
完成品のチェックだけでは限界があるのです。
品質保証とは原料手配から飼料の
製造、保管、出荷、畜産物が人の口に入るまで、
人にとっての安全を保証され、フードチェーンに関わる
すべての関係者が一体となり取り組むべきものです。
当社では食品の安全性確保への寄与を経営理念とし、
ISO22000を軸に全社を挙げて品質保証に取り組んでおります。
ISO22000という言葉を一度は耳にされているかもしれません。
これは『安全な食品』を供給するための国際規格であり、
食品業界をはじめ、フードチェーンに関わる各社が
第三者認証機関の審査を受け、認証取得するものです。
これにより各工程(=各部署の業務)で大切なポイントを
リストアップし、ミスが起きないよう
作業手順を見直すことを目的としております。
各工程に異常がなければ製造される製品は
安全を保証することができ、さらに、当社で製造している
飼料の品質安定化、向上、
トレーサビリティまで管理することができます。
では具体的にはどのようにして飼料の品質は
守られているのでしょうか?
安心・安全な飼料を作るためには、
まず安心・安全な原料を使わなくてはなりません。
今回は原料受け入れ段階での
管理についてご紹介したいと思います。
原料は海外や国内の様々な生産地からやってきます。
工場には消毒槽を設置し、出入りする車両の消毒を
実施することにより菌やウィルスの侵入を防いでいます。
原料は検討段階で、安全証明を取得・確認し、
入庫時でもサンプルを採取し、
表見確認、成分分析を実施しています(下図)。
さらに、自主サーベイランスを定期的に実施し、
安全性を確認しています。
これらの業務に関わる作業は
ISO22000の規格が要求している事項に沿ってマニュアルが
作成され管理されます。例えば、新規原料入庫の際は
外部コミュニケーションのリストが作成され、
安全証明に関する取得すべき書類など、
漏れがないようリスト化されています。
今回ご紹介できたのはほんの一部ですが、このように当社では
安心・安全な飼料をご提供できるよう日々取り組んでおります。
現在、子育てでも奮闘しておりますが、職業柄か、
この粉ミルクの原料はどこから来たのだろうか?
どこで作られてその品質管理はどうなっているのだろうか?
と神経質に調べてしまいます。この気持ちを忘れず
安心・安全な飼料づくりに取り組んでまいりたいと思います。
投稿日:2017年11月28日
カテゴリ:水産飼料事業
キーワード:養殖魚 天然魚 水産飼料
こんにちは。
今週は寒いですね。
一気に冬が到来という感じですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
冬といったら・・・・魚!!
ということで、本日は
養殖魚と天然魚について書いていきたいと思います。
養殖魚として思い浮かぶのはマダイ、ブリ類だと思いますが、
その他にも
マグロ、シマアジ、トラフグ、
マハタ、アジ、サバも養殖されています。
日本は水産大国であり、水産資源も豊富ですが、
マダイに関しては8 割、ブリ類は6 割が
養殖魚で賄われているのが現状です。
そんな養殖魚の餌を販売、供給するのが
当社水産営業部の仕事です。
養殖用の飼料は
このように様々な形状、サイズがあり、
いろいろな魚種、サイズに合わせて販売しております。
養殖魚の良い点として個人的に思うのは
・稚魚時期から人の手で管理されており、「安全、安心」である
・安定供給できる
ということだと思います。
生産者の方々は夏の暑い時期も、冬の寒い時期も朝早くから、
皆様に安全で安心、そしてなにより美味しい魚を
食べてもらえるよう一生懸命仕事をされています。
ブリ類やマダイは稚魚を導入してから長い時は
2 年近くも育てて出荷されます。その間、
生産者の方々の愛情と当社の安全、安心な飼料を
お腹一杯食べ、出荷を迎えます。
また、天然魚は海が時化る(しける)こともあり、
魚が獲れないことも多々あります。
その点、養殖魚は比較的悪天候に強い漁場で管理されており、
常にスーパー等に並べられるという利点もあります。
他にもたくさんの良い点はありますが、
養殖魚についての知識も少し深まった所で、
近くのスーパーに行った際は、
養殖魚を手にとってみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、年末も近くなり忙しいとは思いますが、
風邪などひかないように頑張っていきましょう!!
投稿日:2017年11月13日
カテゴリ:水産飼料事業
キーワード:近畿大学水産研究所銀座店 近大マグロ
今回は超人気店、近畿大学水産研究所銀座店に行ってまいりました。
こちらで提供されている養殖マグロは、
日清丸紅飼料の育成用配合飼料も給餌されています。
近畿大学は不可能と言われたクロマグロの完全養殖を
2002年に成功させた養殖のパイオニアです。
その近畿大学が社会に対して
率先して養殖魚の価値をアピールしたいと考え、
出店したのがこの近畿大学水産研究所です。
銀座店は、都会の中心の非常に賑わった所にあり、
入口には高級感が漂っています。
2階に上がると、ロゴ入りの立派なのれんと、
ショーケースに入ったマグロが出迎えてくれます。
(マグロには生まれた時期や場所など履歴書が添えてありました。)
ちなみに、店舗のロゴは「海のダイヤモンド」と呼ばれる
クロマグロをイメージしているそうです。
ここでは近畿大学が和歌山県の白浜や
串本・大島、浦神、そして奄美大島を中心として、
生簀で育てた新鮮な魚を提供してくれます。
魚の育て方はもちろん、出荷に至るまでの
処理や鮮度を保つ為の流通にも
こだわりがあるとお店の方に伺いました。
また、店内では生産現場の様子を映した
プロモーションビデオが流れていました。
本日は近大卒の魚と熊野牛の
『熊野~kumano~』
というコースをいただきました。
中でも近大マグロと近大選抜鮮魚の
お造り盛り合わせ
近大マグロと長芋の湯葉巻揚げ
近大選抜鮮魚の握り寿司は絶品
口の中でとろけるようでした。
他にも清まし汁の若布(わかめ)など、
食材の一つ一つにこだわりがあり、
他では味わえないような
風味と味わいを楽しむことができました。
最後に店長さんにお話をお伺いしたところ、
店長さんはお客さんに美味しい魚を提供する為に、
ご自身が和歌山県の養殖場で研修し、
生産工程を学ばれているのだとか。
また、最後に
「当社が安定した飼料を提供してくれているおかげで、
品質の良い美味しい養殖魚を提供出来ている」
とのコメントを頂きました。
生産者と飼料メーカー、
日本の食文化を担うものとして共に協力し、
盛り上げていきたいものです。
最後になりましたが、取材にご協力頂きました
近畿大学水産研究所銀座店の皆様、
貴重なお時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
当社の飼料で育てた畜水産物を購入できる小売店や、
おいしく召し上がって頂ける飲食店を紹介しています!
http://mn-feed.com/relationship/restaurant/
投稿日:2017年11月09日
カテゴリ:海外事業
キーワード:アダナ ケバブ トルコ
木枯らしが吹き行く今日この頃ですが、
皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
本日は当社が海外飼料事業に出資している国である、
トルコについてご紹介していきたいと思います。
皆さんにとって、トルコは昨年の
クーデター未遂やテロが記憶に新しく、
治安も安定しない、というイメージが強いかと思います。
一方で、非常に親日的で、エルトゥールル号遭難事件など、
日本とも関わりのある国なんですよ!
詳しくは映画「海難1890」をご鑑賞下さい!
(名作でした。)
また、実は外国企業の誘致が盛んで、
海外からの投資により大きく経済成長を
遂げている国でもあります。
当社はそんなトルコの良い部分に注目したんですね。
特に注目すべきは
水産養殖、麦類、米、トウモロコシ、果実など、
食料の生産大国であるということです。
トルコはシルクロードにおける東洋と西洋の
結節点であり、オスマン帝国時代から
重要拠点として発展を遂げてきました。
水産においては、地中海・エーゲ海に面した
恵まれた環境下にあり、ヨーロッパで
最も漁獲物販売量が多い国として知られ、
養殖業としてはヘダイ、スズキ、クロマグロが盛んです。
畜産においても、家畜のエサとなる
穀物が豊富であることから、羊に次いで酪農も盛んで、
牛乳生産量1,670万トンを誇ります。
(2013年、出典:FAO)
また、酪農大国が連なるヨーロッパから
スーパーカウと呼ばれる高泌乳牛や
最新技術・設備の導入が進んでおり、
今後の市場拡大が見込めます。
ちなみにヨーグルトの語源はトルコ語の
「ヨウルト(yoğurt)」に由来しているんですね!
そんなトルコですが、
私はアダナという所に行ってまいりました。
アダナまではイスタンブールを経由し、
飛行機で14時間ほど。6時間の時差があります。
(トルコで朝起きると、日本は昼過ぎ。
半日分のメールが溜まっており、いささか焦りました。)
アダナの人口は173万人、
トルコで5番目に大きな都市です。
地中海に面しており、親切な人々、
綺麗な景色、美味しい食べ物が印象的でした。
トルコの代表的な食べ物といえば、
皆さんもご存じの通り、ケバブが挙げられます。
現地ではアダナのケバブはトルコの中でも
特に絶品だと、もっぱらの噂でした。
皆さんのイメージするケバブといえば、
巨大な肉の塊から肉を削いで、
野菜と一緒にパンに挟む・・・・ってな感じですよね?
アダナのケバブは違いました。
豪快!!!
右上のナンのような物(ピデ)にのせて食べます。
トルコの肉料理は、全般的にケバブのように
濃いめの味付けをしていることが多い印象でした。
使用される肉は羊を主として、鶏、牛のミンチなどです。
(宗教上、豚肉はほとんどの人が食べません。)
この食文化のせいか、肉牛農家さんの経営方針も、
日本の肉質主義と大きく異なります。
短期間(生後20ヶ月)で肥育し、
生体重が目標(700kgくらい)に達すると出荷します。
肉牛の畜種は、ホルスタインやシンメンタールなど
乳用種のオスが中心です。
生産の上で重要なのは、いかに短期間で
増体させるか、ということですね。
因みに、肉質や肉色は重要視されず、
牛を売る際にも付加価値は期待出来ないとのことでした。
世界各国、その土地の風習や食文化があり、
いかにそれらを理解していくかが、
海外を楽しむ(仕事でも旅行でも)秘訣かもしれませんね!
それでは!
投稿日:2017年11月01日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:秋季講演会 全国霜降り牛研究会
皆さまこんにちは!
東京は木々が色づき始め、秋真っ只中です。
さて、10月25日(水)に都内で
全国霜降り牛研究会 秋季講演会が開催されました。
全国霜降り牛研究会は肉牛生産者の飼育管理技術向上、
生産者から食肉流通業者も含めた広範囲で
有益な情報交換の機会を提供することを目的に活動しています。
今回の秋季講演会では二つの講演が行われ、
今年も全国からたくさんのお客様が
講演会に参加して下さりました。
1.繁殖牛の管理と子牛の生産について
講師:有限会社山口畜産 取締役 獣医師 山口 聡 氏
繁殖成績を把握する重要性や農場管理手法について
自農場での実績を踏まえて講演いただきました。
2.血統による牛肉のおいしさについて
講師:一般社団法人家畜改良事業団 家畜改良技術研究所
技術開発部 上席専門役 小林 正人 氏
おいしさは味と香りと食感の3要素で決まること、
また血統と美味しさの相関性の立証に向けて
現在アプローチを行っているという有意義な
講演をいただきました。
夜の懇親会では会員の方が生産された牛が提供されました。
どの牛も脂肪質に優れ大変美味しかったです。
当社は会の事務局として、
これからも会員の皆さまの牛肉づくりを
サポートしてまいります。
投稿日:2017年10月23日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:ハーブ村、ハーブ豚、ハーブ卵、ハーブ水産物
トップページ下段、
「日清丸紅飼料㈱のお役立ちブログ」の右下に、
豚さんの写真とハーブ村というロゴのアイコンがあることにお気づきでしょうか?
※さすがにこれだけ大きいと気づかないなんてことはありませんよね...
このアイコンをクリックいただくと、
「ハーブ村」という別サイトへつながるようになっています。
「ハーブ村」WEBサイトの「ハーブ村」とは何だろう?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
簡単にお話しすると、
1)ハーブ飼料を購入してハーブ畜水産物を生産している生産者
2)ハーブ畜水産物の加工・流通業者
3)ハーブ畜水産物をお使いくださる外食レストラン・小売業者、一般の消費者
とハーブ飼料と開発、製造している日清丸紅飼料㈱をつなぐ取り組みです。
クリックして実際にご覧くださればご理解が早いかと思いますが、
ハーブ飼料で育てた畜産物・水産物を、食べられる・購入できるお店、
育てた生産者のご紹介などを掲載しています。
ハーブ豚のスープカレー
当社は30数年前からハーブ飼料に取り組んでいます。
当社の独自の技術力を使った製品であり、
長年生産者の方々にご使用いただいています。
※ハーブ飼料についてはこちらをご覧ください。
「ハーブ村」WEBサイト「ハーブ村の畜水産物、4つのこだわり」
ハーブ村のシンボルマーク
「ハーブ村」の取り組みとして、お役立ちブログ2017年8月29日号
でご紹介したアグリフードEXPO出展などがあります。
「ハーブ村」WEBサイトでは今後も「ハーブ村」に関する記事を掲載し
皆様に情報を発信してまいりますので、更新を楽しみにご期待ください。
ハーブうなぎの蒲焼き
投稿日:2017年10月19日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:産子数 PIQUA 母豚
みなさま、こんにちは。
朝晩冷え込むようになりましたが風邪など召されていないでしょうか。
うちは寝るときにしっかり窓を閉めるようになりました。
養豚場でも気温差で豚が体調を崩さないように
こまめにカーテンを開け閉めしています。
さて、先日当社情報誌「飼養」の取材で養豚場を訪問したので
今回は母豚についてご紹介します。
陣痛でいきんでいる母豚(元気な子豚が生まれますように)
母豚の能力指標の一つに産子数があります。
豚は一度に10頭前後を出産しますが、
より多く出産できるように育種改良が進んでいます。
当社子会社の種豚会社
コツワルドジャパン株式会社は
種豚「PIQUA」(ピクア)を販売しています。
好奇心旺盛で人懐っこい「PIQUA」
今回訪問した農場では以前から「PIQUA」を試験的に導入しており、
産子数は全国のデータと比較して2~4頭多くなっています。
1産目 14.15頭
2産目 15.42頭
3産目 16.68頭
(2017年9月末集計値)
勢い良く乳首に吸い付く子豚たち
「PIQUA」は繁殖能力に優れるとともに
生まれた肉豚は増体がよく
安定した品質の枝肉生産が期待できます。
『お問い合わせ』
関心のある方は、お近くの当社畜産営業部までご連絡下さい。
北海道支店畜産営業部 TEL:0134-34-2363
東北支店畜産営業部 TEL:022-217-9766
関東支店畜産営業部 TEL:0299-92-4981
中部支店畜産営業部 TEL:0566-42-2821
西部支店畜産営業部 TEL:086-444-8121
北九州支店畜産営業部 TEL:092-433-8210
南九州支店畜産営業部 TEL:099-269-1661
「PIQUA」の詳細についてはこちらをご覧ください。
コツワルドジャパン株式会社
新商品「PIQUA」のご紹介
投稿日:2017年10月10日
カテゴリ:工場関係
キーワード:ロール粉砕機 目立て
皆さん、こんにちは。
朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
季節の変わり目で体調を崩されてないでしょうか!?
私は自転車で国道最高地点(標高2,172m)の渋峠に行ってきました。
紅葉はまだまだでしたが、頂上からの絶景は最高で機会があれば、
また挑戦したいと思っています。
さて、私達の飼料工場は
『粉砕⇒ふるい分け⇒計量・配合⇒加工』
という行程を経て製品を出荷しています。
※詳しくは下記をご覧ください
「飼料ができるまで」
各行程では様々な製造機械があり、
中でも粉砕工程の機械は重要機械の一つです。
粉砕工程では、主にロール粉砕機、
ハンマー粉砕機の2種類の機械を使用しており、
粉砕粒度や粉砕品によって使い分けています。
↑当社工場内のロール粉砕機
製造担当者として、9月末に機械メーカーが主催する
ロール粉砕機に関する「ロール目立て研修会」に参加してきました。
そもそもロール粉砕機とは、
速度が違う2本のロールの間を原料が通過することで、
原料を粉砕する機械です。(飼料に限らず、食品や製粉で多用されています。)
↑ロールにしっかり刻まれた「目」
その2本のロールには「目」と呼ばれる溝が削られており、
求める粒度が細かいほど、「目」の数も多くなっていきます。
またロール摩耗により、「目」の溝が浅くなり、
粉砕が上手くできなくなってしまいます。
その為、定期的に「目」を再度削りなおす
「目立て」を機械メーカーにお願いしています。
(左)ロールに目を刻んでいるところ
(右)削り具合を測定して確認しています
研修会では、「目立て」の実演があり、
40年間目立て技術を磨き上げた熟練作業員の方が
機械を操作する姿は、無駄な動作がなく非常に格好良かったです。
このような技術を持った方々が見えないところで、
何気ない生活を支えており、業種は違えど
飼料製造に関わる人間として、技術を磨いていく必要があると痛感しました。
投稿日:2017年10月02日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:全共 全国和牛能力共進会 和牛 宮城 宮城県
みなさまこんにちは!!
全国的に少しずつ秋の訪れを感じますが、
鹿児島はまだまだ暑く、
秋は来るのか?と不安がよぎる今日この頃です。
さて先日、宮城県で行われました
「第11回全国和牛能力共進会」にはるばる鹿児島から行ってきました!!
「全国和牛能力共進会」とは・・・
通称「全共」と呼ばれ、全国の優秀な和牛を5年に一度、
一堂に集めて、改良の成果やその優秀性を競う全国大会のことです。
全国の代表牛約500頭が出品されます。まさに牛業界のオリンピック!!
和牛ブランドの市場価値が全国的に高まるため、
参加道府県にとっては、まさに威信をかけた大会となります。
(>ν</めざせ!金メダル!!
ということで、私が担当するユーザー様の牛が県代表に選ばれ、
応援に駆けつけました。
↑画像が小さく分かりづらいですが、
各道府県代表牛と、観客席いっぱいの応援の人たち。
代表牛が1頭1頭紹介されながらこの会場を歩くのですが、
自分達の道府県の代表牛が出てきた時の
観客席の熱気はすごいものでした。
中には会場の熱気に押され暴れだす牛もいたほどです。
全ての牛が素晴らしい牛で、この中から良い牛なんて選べるの?
と思うほどハイレベルな中、
担当先ユーザー様が好成績を収めることが出来ました!!
この場をお借りしてお祝い申し上げます!! (*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)
実は、この「全共」5年後の2022年は鹿児島で開催されます。
もう私は鹿児島から転勤しているかもしれませんが、
次回開催を楽しみに、
そして次回への戦いはすでに始まっている模様なので、
オリンピック候補の牛を育てるユーザー様のフォローに注力したいと思います!!
食欲の秋!!毎日牛肉を食べて元気出して行きましょう!!
投稿日:2017年09月25日
カテゴリ:その他
キーワード:アミノ酸 タンパク質 牛肉 牛丼 免疫 栄養
もうすぐ10月。
朝晩の気温もだいぶ落ち着いてきて、
秋だな~と感じる日が多くなりました。
この気温差で体調を崩されている方、
秋バテ気味の方も多いのではないでしょうか?
季節の変わり目は免疫力が落ちたり、
体調を崩しやすいと言われていますが、
体調キープの為にもお肉を食べようとお取り寄せしました!
なぜお肉なのかというと、お肉は小麦などの植物性タンパク質に比べて、
免疫機能を高める力があるのです。
(と、学びました・・)
疲労回復効果の高い豚肉にするか。
それともうまみの強い牛肉にするか・・・・
軽く悩んだ結果今回は牛肉に決定!!
お肉に免疫機能を高める力があるといっても、
なんでもバランスよく食べることが重要なのですが、
とくにに欠かせない栄養素がたんぱく質。
たんぱく質は身体を構成する
細胞の中で一番多い有機化合物、
私達にとって欠かすことのできない栄養素なのです。
免疫力を高め風邪などの感染症への
抵抗力も高めてくれるそうですよ。
ではなぜ、お肉のたんぱく質が素晴らしいのか?
それはアミノ酸のバランスが素晴らしいのです。
アミノ酸は20種類あるのですが、
私達人間の場合はこのうち9種類の
アミノ酸を体内で合成することが出来ません。
この9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、
基本的には食品から摂取しなければならないのです。
(必須アミノ酸は省略します。。。)
この必須アミノ酸がどれだけ
バランスよく含まれているのかを、
数値に表したものがあります。
これをアミノ酸スコアといいます。
アミノ酸スコアが高い=良質なタンパク質
ということになるのですが
アミノ酸スコアが100点満点な食品は
【牛肉・豚肉・鶏肉・鶏卵・牛乳(生乳)・鮭(生)・鯵(生)】です。
(最新栄養科学より)
江戸時代には牛肉を干したものや
味噌漬けが【薬食い】として考案されたり、
儒医学者の香川修徳が
【邦人は獣肉を食わざるが故に虚弱なり】
と肉食を説いたりしたそうです。
良質なたんぱく質が大切なのが良くわかります。
と、前置きが長くなりましたが、
今夜のメニューは知らない人はおそらくいないであろう、
日本でもっとも?庶民的な牛肉料理、
牛丼
平日は時間に余裕もないのでパパッと出来る牛丼にしました。
薄く切ったたバラ肉を玉ねぎとともにお醤油味で煮込みます。
簡単です。
牛丼は明治20年頃に現れたとされていますが、
当時は牛細切り肉にネギを入れて煮込み、
これをどんぶりに入れたご飯にかけ、
【牛飯ぶっかけ】と言われていたそうです。
ちなみに、牛丼のお供として欠かせない卵も栄養バランス抜群。
良質なたんぱく質、脂質、ビタミン、無機質もたっぷり。
購入しやすくてとっても身近な栄養食品です。
お肉は部位によって味や硬さ、
栄養も異なり調理法によって使い道がいろいろです。
明治時代初期には海軍が牛肉を栄養食として採用したり、
福沢諭吉は幕末の頃から
【牛肉は滋養によい】
と食肉ノススメに貢献していたとのこと。
すき焼きVSしゃぶしゃぶ、牛丼VS豚丼、とんかつVSからあげ・・・
お肉の世界は思いのほか奥深いのです。
そして秋こそBBQ。
気候も涼しくなり、紅葉で木々が紅く色づく季節。
この、たんぱく質、無機質たっぷりのお肉を
美味しく食べて免疫力を高めていきたいですね。
投稿日:2017年09月12日
カテゴリ:水産飼料事業
キーワード:ウナギ、養殖、旬
突然ですが、ウナギの旬っていつかご存じですか?
天然ウナギの旬は秋~初冬だと言われています。
この時期は冬眠や産卵を前にウナギがたっぷり餌を食べて
脂をたくさん蓄える時期だからです。
暑い夏の日、「土用の丑」ののぼり旗に誘われて、
『よし、今夜はウナギにしよう!』
とテンションMAXの時に、
『でも今はウナギが一番美味しい時期じゃありませんけどね~』
と言われたら少しさびしくなりますよね......
ご安心ください!!!
国産養殖ウナギの旬は夏なのです!
養殖ウナギが一番よく餌を食べる時期って実は春~初夏なんです。
養鰻家の方々は経験的に、
養殖ウナギは日長時間が長い時期の方が餌をよく食べること、
逆に日長が短い時期には餌食いが落ちることを知っています。
冬が終わり太陽の光が春めいてきた頃から夏の土用丑にかけての時期は、
養殖ウナギがテンションMAXの時期と言っても過言ではありません。
つまり、養殖ウナギは夏こそ脂がのって美味しくなっている時期なのです!
市場のウナギの99%以上は養殖ウナギと言われていますし、
やはり夏の気配を感じるにつれ、
"今年も夏を盛り上げるのは養鰻家の俺達だ!"
と現場は活気付きます。
というわけで夏場の養殖ウナギはたっぷり餌を食べて
身も皮も柔らかくてジューシーなのが特徴ですが、
そんな時期にこそおススメしたい食べ方が
『白焼き』です!
外はカリっと中はジューシーに焼き上げられたウナギを生姜醤油で......
ビールにも日本酒にもあう最高のおつまみになります。
養殖ウナギは年中美味しいとよく言われますが、
やはり「土用の丑の日」を含む夏は、
日本人にとってもウナギにとっても特別な時期です。
旬の国産養殖ウナギを心置きおきなくご堪能ください!