独自のハーブ技術
当社で開発したハーブ飼料は、家畜が健康で元気に育つよう当社独自のハーブ技術を採用しており、中国で古くから言い伝えられている「医食同源」の考え方を取り入れた画期的な配合飼料です。ハーブ技術は当社が最も得意とする分野であり、数多くの特許を取得しております。
オレガノ、シナモン、ナツメグ、ジンジャー、ガーリック、タイム、ローズマリーの中から3~4種類を配合した飼料を種々開発しています。ハーブの抗酸化作用で細胞膜が強化され、細胞膜が壊れにくい、すなわちドリップ(※1)が少なく、鮮度が長持ちするという特長があります。さらにハーブのマスキング効果で肉や魚の臭みが軽減され、畜水産物本来の味が強調されます。
例えば、ハーブ豚で言えば臭みが少なく、脂肪の甘みを感じることができます。豚肉の味に違いがあるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ハーブ豚のあっさり感や甘みをはっきりと感じていただけます。
(※1 ドリップ:スーパーに並んでいるトレイなどに見られる汁。壊れた細胞から流れ出たもので、ドリップが少ないほうが鮮度がよい)
幼動物用飼料
当社独自の製造技術と原料、設計ノウハウを駆使して開発した子牛用代用乳飼料、子豚用人工乳飼料です。子豚や子牛達が喜んで食いつき、ばくばく食べ、更に、子豚・子牛が健康で丈夫に育つよう生理科学的に考えられた原料、成分を取り入れており、たくましく育つ様子が実感できる飼料です。その後のステージへもスムーズにつなげられるので安心してご使用いただけます。
ミックス製品技術
ミックス製品は食品でいうとサプリメントのようなもので、機能的特徴を強調した商品です。家畜の栄養、健康を強化する為のもの、差別化畜産物作出の為に活用されるもの、和牛肉質を改善する為に活用されるもの等、多岐にわたります。当社のミックス製品は約200 アイテムあり、業界で一番の品揃えです。独自製品や受託製品の他、お客様の要望と現場の営業の提案の中から開発されるもの(カスタム製品)等、様々ですが、全てお客様の経営に貢献することをベースに開発されたものです。
総合技術力を駆使した優れた課題解決能力
我々は、ここでご紹介した技術や製品を、単にお客様にお届けするだけでなく、我々の製品をお使いいただく生産現場において、その製品の能力を100%発揮して、お客様が胸を張って自慢できる畜産物を生産できるよう、最大限のサポートを行いたいと考えています。
製品の開発を得意とする総合研究所開発グループ、お客様の農場において生産全般をサポートする技術サポート部、製品やお客様の生産した畜産物の成分分析、農場で起きる疾病の対処法を探る総合研究所検査グループなど、それぞれ得意技能を持ったスタッフが、協力しながら、お客様の生産をあらゆる方面からサポートします。その総合力が日清丸紅飼料の強みです。