品質保証について
食の安全性がますます重要になってきている中で、当社は食品の安全性確保への寄与を経営理念とし、ISO22000を軸とした全社一体となった品質保証体制を敷いています。
各工場では品質保証課を配置し、原料や製品の品質確認のほか、サンプルや製造記録等の保持による、確実なトレーサビリティ体制の維持に努めています。
また、品質保証課は品質管理業務のほか、ISOを推進する役目を担っており、製品の品質維持・向上に多方面から貢献しています。
安全への取り組み
原料の多様化や配合の複雑化が進み、成分のブレや気候変動に起因するカビ毒・環境由来の重金属等の汚染、異物混入等のリスクが年々増加しています。
そのような種々のリスクを低減し、お客様に成分・粒度・物性等の安定した品質の製品を届けるために、製造部門・研究部門・営業部門と協力し一体となって対策を講じています。
- ①防疫
-
工場には消毒槽を設置し、出入りする車両の消毒を実施することにより菌やウィルスの侵入を防いでいます。
- ②原料
-
原料は入庫時にサンプルを採取し、表見確認、成分分析を実施しています。さらに、自主サーベイランスを定期的に実施し、安全性を確認しています。
- ③製造工程
-
工程内の篩、マグネット、金属探知機等により異物除去を実施しています。また、5S活動の実施により、クリーンな製造環境を維持しています。
- ④製品
-
製造した製品のサンプルを採取し、担当者による目視確認、物性確認、成分分析等、様々な検査を実施しています。
- ⑤保管
-
工場での管理はもちろん、外部倉庫においても、先入れ先出しやA飼料(牛用)/B飼料(鶏・豚用)の区分けの徹底、消毒設備の有無等、チェックリストを作成し、これを基に管理状況を確認しています。
- ⑥出荷
-
先入れ先出しの徹底、トレーサビリティの確保により、安全・安心な製品をお客様のもとへ出荷しています。