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2025年09月26日 価格改定

2025年第3四半期(2025年10~12月)の畜産用配合飼料価格

米国産とうもろこし・大豆は、作付面積・単収ともに高水準で、生産量・期末在庫ともに潤沢な見通しとなっています。南米でもブラジルの生産見通しが引き上げられ、世界的にも穀物在庫は潤沢な状況となっています。米国産大豆は圧搾需要が支える一方、輸出の伸び悩みが重しとなっています。ラニーニャによる南米の乾燥リスクや米中関税交渉の行方が今後の相場を左右しそうです。
海上運賃は、中東情勢の悪化や原油価格の上昇、紅海航路の危険回避による喜望峰経由の増加などから、依然として高止まり傾向にあります。アジア~欧州間の航行距離延長、中国によるブラジル買いの長期化により、船腹需給は引き締まっており、飼料原料輸送費の圧迫要因となっています。
為替は、米国のインフレ指標や景気の底堅さにより、大幅な利下げ観測が後退。加えて日銀の利上げ実施もまだとおく、ドル高・円安が続いています。7月には一時143円台まで円高が進みましたが、その後は反転し、足元では147円台で推移しています。
これら情勢を踏まえ地域・畜種・銘柄別に2025年10-12月配合飼料価格の改定をさせていただきます。

以上

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