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2013年 価格改定

平成25年度第4四半期(平成26年1~3月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり520円の値下げ(平成25年度第3四半期(平成25年10~12月)比)と致します。

〈主な要因〉  大豆や大豆粕は需要国の引き合いが強く、大豆粕は前期比で目立った下げとなりません。更に円安や冬場の海上運賃堅調がコスト押上げ要因になります。しかし、とうもろこしは米国豊作に加え、中国や南米でも安定した生産が続くことから、シカゴとうもろこし相場は4ドル前半と弱含み、コーン安のメリットが残るため、平成26年1~3月期の配合飼料価格は値下げと致します。

以上

平成25年度第3四半期(平成25年10~12月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり1,420円の値下げ(平成25年度第2四半期(平成25年7~9月)比)と致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしは8月に降雨に恵まれなかったものの、史上最高の生産量が見込まれ、期末在庫率も緩和方向にて、4ドル台後半で推移しています。一方、先月米国のドライは同国大豆の生育に打撃を与え、大豆粕相場は高騰しています。海上運賃は年末に向けてやや強い気配ですが、ほぼ前期と同じ水準に収まっています。また、為替相場もやや円安傾向ながら、ほぼ前期と同水準です。25年10~12月期は、大豆粕相場が堅調なものの、主原料の下げが見込めることから、値下げと致します。

以上

平成25年度第2四半期(平成25年7~9月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり1,470円の値上げ(平成25年度第1四半期(平成25年4~6月)比)と致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしは低温湿潤な気候で播種が遅れましたが、ブラジルとうもろこしの生産が順調で、シカゴとうもろこし相場は6ドル半ばと前期比でやや軟調に推移しています。海上運賃はほぼ前期並みの水準ですが、大豆粕が世界的に需要旺盛で、価格の堅調が続いています。更に前期比で円安となることから、大豆粕を筆頭に各飼料原料とも上昇が避けられず、25年7~9月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

平成25年度第1四半期(平成25年4~6月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり3,220円の値上げ(平成24年度第4四半期(平成25年1~3月)比)と致します。

〈主な要因〉  南米穀物の生育が順調なことなどから、シカゴとうもろこし相場は、やや頭の重い展開で、7ドル前半の推移です。海上運賃は若干堅調ながら、前期に続き、船腹需給の緩みから安値圏を維持。大豆粕もブラジル大豆増産などを背景にドル建では、やや軟調ムードです。しかし、各原料とも、急激な円安により大幅なコスト上昇を避けられず、25年4~6月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

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