環境に優しい低・無魚粉飼料
魚粉の原料であるアンチョビの資源量は減少傾向にあり、禁漁や漁獲制限による資源管理が不可欠となります。当社の取り組みとして再生可能な未利用原料を使った低・無魚粉飼料の開発技術を応用し、環境に優しい飼料の提案を行っています。
ハーブ配合飼料
ジンジャー、シナモン、ナツメグ、オレガノ等を配合した飼料を魚に与えることで、「ハーブの抗酸化成分による血合肉の変色を遅くする」、「魚特有の匂いの低減」や、「養殖魚の健康維持」が期待されます。
ギンザケ養殖事業
東日本大震災で大きな被害を受けたギンザケ養殖ですが、生産者の皆様の強い意志のもと、多くの方々のご支援により復興しました。当社は国の支援事業である「がんばる養殖復興支援事業」への協力や「みやぎ銀ざけ振興協議会」の活動等を通じてギンザケ養殖の持続的発展に寄与しています。
ギンザケ養殖は、まず12~1月にかけて当社がアメリカからギンザケの卵を輸入するところから始まります。卵は淡水の養殖池に運ばれ、孵化~150g前後まで飼育され、11月中旬頃に海へ移動します。海水面でのギンザケの成長は早く、翌年3月中旬頃には出荷が始まります。
魚歴
養殖魚のトレーサビリティソフト
「魚歴」は養殖生産者の方々の生産物販売に役立てていただくことを目的とし、簡単な操作でご使用いただける養殖魚のトレーサビリティソフトです。魚類養殖における稚魚導入(または種苗生産)から出荷までの情報を管理し、公表情報を出力することができます。生産者の立場から消費者が求める情報をどのように発信していくかという観点から開発されたソフトです。「魚歴」ユーザーが2008年6月、生産情報公表養殖魚JAS規格の第1号認定を取得しました。
- ●関係ホームページ
- 食卓に安全・安心を【魚歴の生産情報公表】
- http://gyoreki.com/index.html
海外輸出
水産事業部では国内の代理店を通してアジア、アメリカ、EU諸国等に水産用飼料を輸出しています。
海外での取組みにつきましては「海外事業」のページをご覧下さい。