投稿日:2017年03月27日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:重量測定 豚 全頭計量
投稿日:2017年03月27日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:重量測定 豚 全頭計量
明日、健康診断です。本当はもっと早めに行くつもりだったのですが。
もう少し減量してから行こう
あれ、減ってない?
もうちょっと後にしよう
あれ、減ってない?
もうちょっと後にしよう
(以下ループ)
あっという間に年度末を迎えてしまいました。
ところで、先日のブログに
「豚は生後180日、およそ生体重量110kgで出荷されます」
と書きましたが、
生産者の皆さんは必ずしも出荷する豚の重量を、
全頭測定して出荷しているわけではありません。
出荷豚を全く測定しないで見た目だけで判断される方、
一部を計量しほとんどは見た目で判断される方、
全頭計量される方と様々ですが・・
個人的にはやはり「全頭計量」をおすすめしたいと思っています。
(もちろん、相当な手間は覚悟しなければなりませんが)
生産者が豚を出荷して代金を受け取るのは
枝肉(頭、内臓、皮、蹄などを外した状態)
kg当たりいくらという単位になっており、
おおよそ生体重量の63~65%程度と言われています。
生体重量110kgの65%ならば枝肉重量約72kgになります。
となると、120kgならば約78kg、130kgならば約85kg。
大きくすればするほど良いのではと思いますが、
豚枝肉の取引には上・中・並といった規格があります。
例えば、重量だけの条件でみた場合、
上は枝肉重量65kg以上80kg以下と定められています。
格付けが上・中・並と落ちるにしたがって、
kg当たりの単価も下がっていきますので、
なるべく重量は大きくかつ上規格の範囲内で、
出荷することが生産者の腕ということになってきます。
なので、自社の農場で生体重量何kgが
最高の手取りとなるかの判断と、出荷豚選抜の為にも
生体重量測定は重要だと考えています。
それでは、私は自分の健康管理のため体重測定をしてまいります......