日清丸紅飼料のお役立ちブログ

とうもろこしってどうやって輸入されているの?

投稿日:2018年10月18日

カテゴリ:原料

キーワード:トウモロコシ 原料


皆様こんにちは!荒天や酷暑が続いた夏も終わり、徐々に涼しい日が増えてきておりますね。秋の足音を感じる今日この頃です。今年の秋は、
3連休が3回もあり、お出かけされた方も多いのではないでしょうか。まさに行楽の秋ですね。因みに筆者は、近場で食欲の秋を満喫しておりました!(食べて寝てを繰り返していただけでした...

突然ですが、皆様、日本のトウモロコシの輸入量ってご存知でしょうか。なんと年間1,600万トンにものぼります。え?そんなにトウモロコシ食べてないって??その通りです。この輸入量の6070%は飼料、つまり私たちが製造する畜産動物用のエサに使用されているからです。以前当ブログでも掲載致しましたが、飼料向けトウモロコシはそのほとんどをアメリカ、ブラジルから輸入しております。1船あたりに積んでくるのはなんと60,000トン!

60,000トンのトウモロコシを積載した船が、毎月20船もアメリカやブラジルから日本に輸入されています。この船、ものすごく大きいんです。一般的にハンディマックスやパナマックスと呼ばれている船なのですが、例えばパナマックスは、全長が約270m(船により前後します)、幅は約30mにもなります。東京タワーの高さが333mですので、それより少し小さいくらいの大きさです。とても大きいことが想像できますよね!

では、どのようにトウモロコシが積まれているのでしょうか?この船にはホールドと呼ばれる大きな空間があります。そこに専用の機械を使い、積込みや荷下しといった荷役を行います。


   

   (ホールド満載のトウモロコシ)            (ハンディサイズ船の全景)

今も日本のどこかの港で荷下し作業が行われているかもしれませんね!アメリカで育ったトウモロコシが日本の畜産業界に貢献しているなんて思ってもみないですよね。意外と飼料業界はグローバル!?だったりして
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最後になりますが、季節の変わり目ですので体調にはお気を付けくださいませ。最後までお読み頂きありがとうございました。

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