日清丸紅飼料のお役立ちブログ

第20回ジャパンインターナショナルシーフードショー訪問

投稿日:2018年08月30日

カテゴリ:水産飼料事業

キーワード:サスティナビリティ シーフードショー 養殖魚


こんにちは。


お盆も過ぎるともう秋ですよね。と言いたいところですが、
外に出るもの躊躇する様な暑さが連日続いております。



そんな暑い日でしたが8月22-24日東京ビッグサイトで開催された
第20回ジャパンインターナショナルシーフードショーを訪問してきました。

シーフドショー.png

東京は夏の8月、大阪は冬の2月と年2回開催されており、
今回の東京は出展者数835社、3日間の公式登録総来場者数34,018名と日本最大規模の水産展示会です。

シーフード―ショーだから海産物の食べ物だけ?
いやそうではありません。


水産に関連する製品(加工・養殖・寿司・鮮度保持・物流・包装など)の展示を行っており、各展示とも様々なバリエーションに富んだ製品が展示されています。


この展示会を機に全国で幅広く知ってもらおうと各ブースの担当者の熱気がムンムンとしており、商品説明にも熱が入ります。


また、試食があるコーナーには人だかりができるのも展示会の醍醐味と言った所でしょう。

個人的にはめったにお目にかかれない水産加工機器(魚の三枚おろし器など)のデモンストレーションは規則的・無駄なく仕事する機械に自分の仕事を忘れて釘づけになってしまいました。


今回の展示会において大手水産会社で特にアピールしていたのが、
天然で漁獲された魚の商材では無く、

養殖魚(ブリ・サーモン・マグロ・ティラピアなど)を中心とした食材の展示でした。


各水産会社とも2020年の東京オリンピック・パラリンピックで使用される可能性が高い商材の取り扱いを意識した前哨戦といった模様でしょうか。

つなぐ.png ニッスイ.png

世界的にサスティナビリティが注目されており、
水産認証制度のMSC(海洋管理協議会)・ASC(水産養殖管理協議会)の合同セミナー、MEL(マリン・エコ・ラベル・ジャパン協議会)取得のための講習会なども同時に開催しており、取得を目指す方々は熱心に将来に向けて勉強されていらっしゃいました。


我々飼料会社もサスティナビリティに気を付けなければなりません。


中でも魚粉は
「IUCN レッドリストに含まれる絶滅危惧種1A 類、1B 類、2 類に該当する魚種の副産物または残さ由来の魚粉または魚油を原料とした飼料の使用がない」事を
証明するのがASC基準となっております。


当社としても原料トレーサビリティを証明するためにISO22000認証を取得し、
常に信用できる配合飼料の製造を心がけております。


みなさんも是非機会があれば、シーフードショー等の展示会を訪れてください。
もし行くなら昼食は抜いてから・・・試食でお腹がいっぱいになりますよ。

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