投稿日:2018年03月01日
カテゴリ:その他
キーワード:トラック 移動 輸送 引越し
投稿日:2018年03月01日
カテゴリ:その他
キーワード:トラック 移動 輸送 引越し
皆さん、こんにちは。
暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
鹿児島は少しずつ暖かい春の日差しも感じられるようになってきました。
さて、春と言えば入学や転勤で引越しシーズンですが、
今日は牛の引越しの話です。
皆さんは、運転中に牛を乗せたトラックを見た事はあるでしょうか。
牛は生後間もない子牛から、出荷される大きな牛まで、
農場間の移動や食肉市場への出荷等、生涯に何度もトラック輸送されます。
離島の場合、船に乗る事もあれば、海外からの輸送では飛行機移動もあります。
(トラックを降りる子牛達↓)
子牛が家畜市場で競りにかけられる場合は、生産農場から家畜市場、
競り落とされれば、子牛は再びトラックに積まれて、次の農場まで運ばれます。
移動先では、よその知らない子牛達と初めて一緒になるので
群れの中の序列を決める喧嘩を始め、群に慣れるには相当な負担です。
(出荷される肥育牛↓)
と畜場へ出荷の際は、時には体重1トンを超える牛達も所狭しと積み込まれます。
サービスエリア等で休憩はあるものの、基本的には立ちっ放しとなるので、
牛にとって大きなストレスになります。
せめて、ゆったりと乗せてあげたいところですが、
車の揺れやブレーキの際に転倒しないように隙間なく積み込まれているのです。
長距離移動であれば、何日もトラックにゆられて、
目的地までに50kg以上の減量する事もしばしばです。
私達の食卓にのぼる牛達は、こうして何度も引越しをしています。