投稿日:2016年11月29日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:口之島牛 和牛 日本在来種牛
投稿日:2016年11月29日
カテゴリ:畜産飼料事業
キーワード:口之島牛 和牛 日本在来種牛
皆様こんにちは!!
鹿児島は今日も良い天気!! 桜島もいつも以上に綺麗に見えます!!
「東京都心では明治8年以降初の11月の積雪です。」というニュースを、
半袖短パンでテレビを見ながら冬の到来に怯えている今日この頃です。
さて、先日、仕事で沖縄のお客様の所を訪れた時に、
日本在来種牛の一つである「口之島牛」を見せて頂く機会がありました。
現在、残存している純粋な日本在来種牛は、
「口之島牛」と「見島牛」の2種類だけです。
飼育頭数もわずかであり、見島牛は天然記念物に指定されている程です。
ところで、日本在来種牛ってなに???
現在、日本で飼育されている約380万頭の牛の約6割が肉用牛です。
肉用牛の中にも品種があり、「和牛」と呼ばれる、
黒毛和種、褐毛和種、無角和種、日本短角種
ホルスタインの母牛と和牛の父牛の掛け合わせの
交雑種(F1)
ほかにも
ホルスタインの雄牛
など、色々な品種の牛がいます。
いまや日本が世界に誇る「WAGYU」ですが、実は「和牛」とは、
あくまで牛の品種をあらわした言葉なので、
元々日本にいた牛を指す言葉ではないのです
現在、「和牛」と呼ばれる黒毛和種、褐毛和種、無角和種、日本短角種は、
日本に元からいた牛=日本在来種牛(口之島牛、見島牛)に、
外来種を交配、品種改良を重ねて出来た品種なんです。
知ってましたか?
私は恥ずかしながら、お客様に教えて頂くまで知りませんでした...。
和牛の起源を知った所で、ナイスタイミングで忘年会シーズン
皆さんも美味しい牛肉を食べに行きましょう!!