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2025年12月24日 価格改定

2025年第4四半期(2026年1~3月)の畜産用配合飼料価格

米国のとうもろこし需給は、作付面積および単収がともに高水準で推移しており、生産量・期末在庫ともに潤沢な見通しとなっておりますが、米国内エタノール需要や輸出需要は堅調に推移しています。南米産も潤沢な生産見通しとなっており強弱入り混じる展開となりました。米国産大豆は中国による大豆購入期待から10月には高騰が続き、さらに米中首脳会談後には1,200万㌧を購入する方針が示されたため、高騰が続きました。足元は圧搾需要が相場を支える一方、輸出の不透明感から相場は軟調に推移しています。中国による米国大豆購入も注目されており、今後の相場を左右しそうです。
海上運賃は、鉄鉱石・石炭・穀物の堅調な荷動きや悪天候による船腹逼迫を背景に、海上運賃は高水準で推移しています。足元では一時的な調整局面も見られますが、冬場の石炭需要や穀物輸送、定期入渠の増加を踏まえると、当面は底堅い展開が見込まれます。
為替は米金融政策と本邦政局の影響を受けて変動しながらも、総じてドル高・円安基調が続いています。これら情勢を踏まえ地域・畜種・銘柄別に2026年1-3月配合飼料価格の改定をさせていただきます。

以上

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