ニュース&インフォメーションNews & Information
2025年06月26日 価格改定
2025年第2四半期(2025年7~9月)の畜産用配合飼料価格
米国産とうもろこしは旧穀在庫がタイトなものの新穀の順調な作柄状況と南米産の豊作見通しを受けてシカゴ定期相場は軟調に推移しています。米国産大豆も順調な作付けが見られた一方で、対中関税動向により上下を繰り返しています。6月には米 EPA による再生可能燃料使用義務量の引き上げ案が報じられ、大豆・大豆油相場は上昇しています。
飼料用米は主食用米に需要が向けられ政府払い下げ米・新規需要米共に大幅に供給が減少する見通しとなっています。
フレートは米国による相互関税発動により一部荷動きが停滞、船腹供給に余剰感が出て相場は軟調に推移しましたが、中東情勢の悪化による原油相場の上昇が懸念されます。米国が中国船籍へ入港料を課す議案は180日間の延長となり、いったんは沈静化しています。
為替相場は米国による関税政策懸念から一時は139円台を付けたものの、その後は米国利下げペースの鈍化、日銀の利上げ期待が後退し、145円近辺での推移となっています。
これら情勢を踏まえ地域・畜種・銘柄別に2025年7-9月配合飼料価格の改定をさせていただきます。
以上