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2012年 価格改定

平成24年度第4四半期(平成25年1~3月)の畜産用配合飼料価格

畜産用配合飼料販売価格は据え置き(平成24年度第3四半期(平成24年10~12月)比)と致します。

〈主な要因〉  需給逼迫や、干ばつの後遺症によるミシシッピ川の水位低下で、シカゴとうもろこし相場は底固いものがありますが、海上運賃軟調により、主原料ドル建の輸入価格は、前期比やや下げが見込まれます。また、大豆粕も南米大豆の増産期待などから、前期比安値で推移しています。しかし、円安により主原料、その他の輸入穀物とも、我が国到着ベース(円建)ではコストが上がり、大豆粕安を相殺する事から、25年1~3月期の配合飼料価格は据え置きと致します。

以上

平成24年度第3四半期(平成24年10~12月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり4,950円の値上げ(平成24年度第2四半期(平成24年7~9月)比)と致します。

〈主な要因〉  半世紀来の大規模干ばつに、熱波が重なり、米国とうもろこしは、当初の生産見込みから、約40億ブッシェルの下方修正がなされました。シカゴとうもろこし相場は、史上最高値圏である8ドル前後で過去二か月推移。また、同様に、米国大豆の作柄悪化から、大豆粕相場も高騰しています。前期比でやや円高傾向、海上運賃軟調もありますが、穀物相場の上昇が厳しく、24年10~12月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

平成24年度第2四半期(平成24年7~9月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり1,020円の値上げ(平成24年度第1四半期(平成24年4~6月)比)と致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしはタイト感が強いものの、今年は米国で増産が見込まれることから、シカゴとうもろこし相場は、6ドル割れで推移しています。海上運賃も世界的な景気減速感からやや軟調で、為替も前期比やや円高方向です。しかしながら、南米大豆減産や、米国大豆作付面積がコーンに食われ、伸び悩んだことで、大豆関連の高騰が止みません。大豆粕相場の上昇が大きく、主原料軟調でも相殺しきれないことから、24年7~9月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

平成24年度第1四半期(平成24年4~6月)の畜産用配合飼料価格

全国全畜種加重平均トン当たり1,280円の値上げ(平成23年度第4四半期(平成24年1~3月)比)と致します。

〈主な要因〉  降雨不足によりアルゼンチンとうもろこしの作柄が悪化、輸出需要が米国に戻り、シカゴとうもろこし相場は6ドル半ばと堅調です。大豆粕も、ブラジル産、アルゼンチン産大豆がドライ傾向から、昨年比で大きく減産となり、ミール相場も堅調です。海上運賃はやや軟調ですが、円安とシカゴ相場高から、主原料と大豆粕の価格上昇を避けがたく、24年4~6月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

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