深い知識と豊富な経験これを極めてお客様に貢献したい

掲載日:2017-01-30

入社から現在までの仕事内容

私は2010年に入社し、入社後1年間は農場、工場で研修を行いました。2010年はご周知の通り宮崎県で口蹄疫が発生した年です。
私も獣医師という立場から約1ヶ月間、口蹄疫の患畜、疑似患畜の殺処分のお手伝いをさせていただきました。
殺伐とした状況の中、新入社員の私が冷静でいられるはずもなく、同行頂いていた獣医師の指示の元、無我夢中で役割を遂行していた記憶があります。
しかしながら、生産者の表情、動物に対する様々な思いは未だに鮮明に覚えており、非常に貴重な経験をさせて頂いたと実感しています。
その後、翌年2月まで鹿児島(南九州支店)で工場・営業研修を行い、2011年3月から総合研究所に配属され、現在に至ります。
配属後は東北、関東、中部地区の肉牛生産者や酪農家に定期訪問し、成績改善に向けたご提案をさせて頂いております。

飼料業界を志望した理由

私は大学時代、伴侶動物の伝染病学について専攻していました。学生実習中に養豚場を見学した際、個体診療に限らず、農場生産性を上げるための飼養管理や栄養管理についてアドバイスされている獣医師に影響を受け、家畜栄養学や飼料に興味を持ちました。
日清丸紅飼料は商系トップクラスのシェアを誇っており、その高い製品開発力、技術力を学びたいと考え、当社に入社することを決めました。
畜産物の生産現場に関わる獣医師は診療業務だけではなく、疾病予防や栄養学など幅広い知識が求められています。
今後も現場での経験やお客様との取り組みを通じ、家畜栄養学について知識を深めていきたいと考えています。

お客様と創り上げる喜び

皆さんは「牛歩」という言葉をご存知でしょうか。物事の進みが遅いことの例えとして使われますが、牛の業界はここ数年間に目まぐるしく変わってきています。
例えば、少子高齢化、過疎化による和牛繁殖農家の減少により子牛の生産頭数が減り、価格は約1.5倍にまで高騰しています。
このため、以前は地元生まれの地元育ちが多かった肥育牛も、最近では九州で生まれた子牛が肥育素牛として関東北、北海道に大移動することも珍しくありません。
また、これまでの肥育農家さんが新たに繁殖や酪農を始める場面も増えてきています。このように、日々刻々と生産現場や生産者の事業形態は変化しているため、私たちは常に生産者の話を伺い、同じ目標を持ち、牛の状態を確認しながら飼養管理体制を修正する必要があります。手塩にかけて育てた牛肉が良い成績で受賞すると、お客様と共に喜びを分かち合うことができます。

鍵となる営業部との連携

お客様は必ず経営方針に基づく生産目標を持って日々の業務を遂行されています。しっかりお客様の生産目標を見据えた上で、その生産目標を少しでも達成できるよう、定期的に農場を訪問し、動物の発育状態や健康状態を確認する必要があります。
しかしながら、毎日同じ生産者を訪問することは難しく、農場の成績改善には日々動物を観察している生産者や営業部との連携、情報交換が不可欠です。
さらに営業部と連携し、定期的に採血や枝肉検品を実施し、私たちが提供している飼料について多面的に評価を行い、農場成績改善や製品開発に役立てています。
今後、生産者ごとに経営形態が多岐に渡り、相談内容や製品ニーズも高度化、多様化してくることが予想されます。
私たちも今まで以上に社内の連携を高め、生産者に満足して頂けるような製品・技術提供ができるよう、お客様とともに成長していきたいと思います。

関東支店 大動物部 岡田次長のコメント

増田獣医とは月に1回程度、一緒にお客様を巡回していますが普段の営業巡回では気がつかない点を指摘してくることや、営業が言いにくいお客様の問題をズバリと切り出してくれることが非常に頼りになります。
増田獣医は常日頃、人が見ていないところでかなり勉強し努力しています。その結果、獣医の知識だけでなく、栄養学、管理学の知識も豊富です。
それでいて場の雰囲気では馬鹿になってお客さんを笑わせたりして懐に飛び込めるところが純粋にすごいと思います。

関東支店 大動物部 次長
岡田 裕

当社を志望する方へのメッセージ

獣医学生の方には視野を広く持って就職活動していただきたいと思います。特に畜産業界では生産性を高めるために幅広い知識が必要だと感じます。
日々の診療業務は殆ど行いませんが、獣医学的な知識に基づく飼養管理の考え方や観察力、データ解析力が現場では必ず役に立ちます。
大学時代の経験を糧に様々な生産者の相談に応えられる獣医師になれるよう、一緒に切磋琢磨していきましょう!

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